ドラマ「メンタリスト」を全シーズン（１５１エピソード）見終わって、その後、なかなかいいドラマが見当たりません。
条件としては
- 明るい気持ちになる ×ウォーキングデッドやハンニバル
- コメディでもちょっと深いもの ×ビッグバンセオリーやフラーハウス
- 映像がきれいなもの ×フレンズ △ER
- 基本は一話完結 ×２４
実は、モダンファミリーはこの条件に完全に当てはまっていて、大好きなのですが現在Huluで見られるものはすべて見てしまいました。
ディズニーがFOXを買収した影響で、ネット配信では見るのが難しくなっているようです。唯一スカパーで６月からシーズン９が放送されるのですが、録画していないと見たいときに見られないし、シーズン５や６は見られません。
こんな感じで最近は、軽いメンタリスト・ロスの状態に陥っていたのですが、昨日ネットフリックスを徘徊していたら面白そうなものを見つけました。
それが、「レットダウン: ママはつらいよ」で、上記条件にすべてあてはまっています。オーストラリアのドラマで、最初はドラッグの売人の英語がまったく聞き取れなくってびっくりしましたが、他の人はそこまでなまりが強いわけではなく、慣れてくると気持ちいいですね。
これは、私が前からの持論なのですが、オーストラリア英語は母音が特殊なのですが、日本人にも聞き分けやすいのです。特に二重母音と長母音がはっきり区別されていて、そのたたりの区別が曖昧な人にとっていい勉強になります。
ネットでの評判もとてもいいようです。
一気に見ちゃった〜最高でしたわ。
おばさん感もリアルだし、旦那のしっかりしてそうでしてない感もすごいよかった！
産んだ人もまだな人も楽しめると思ったんだけど、それ以上に旦那たちに見てほしい。もう結婚したら、課題図書ならぬ課題ドラマだよ！
あぁ自分が子どもうまれたらこんなんだろうなーって想像しやすいんだけど、ネガティヴにはならないで「頑張れるかな」ってポジティブに前向ける素敵ドラマでした！
シーズン続くのかな？レットダウン: ママはつらいよのつるたちかこのドラマレビュー・感想・評価 | Filmarks
ストーリーは、もう子育てをしたことがある人には、あるあるの連発です。とはいえ、若いお母さんが赤ちゃん相手に苦労するというよくあるかわいい系ではないのです。
たとえば、スターバックスで赤ちゃんを抱えてコーヒーを買っているのを、後ろのママに「ああ私も本当のコーヒーを飲みたいわ、当たり前だけど母乳じゃないのねニコッ」なんて言われて、もちろんと答えるものの、車の中で買ったカフェラテを飲みながら授乳してしまうのです。
すると、さっき話しかけてきたママが通りかかり、その視線を感じ慌てて隠れるのですが、そのいい加減さと必死さのバランスがよく、５分に１回は声を出して大笑いしました。少し涙が出るほど笑えた場面もありました（ビッグバンセオリーやフラーハウスではここまで笑うことってほとんどないですよね）。
という具合に、まだ一話しか見てないのですが、大のお気に入りになりました。
３０代で赤ちゃんを持った人にはもちろんですが、もっと若い子育て中の人にも、あるいはもう子育てが終わった人でも、これから子どもを持ちたいなと思っている人にも、本当に子育てに関心がある人、みんなに見てもらいたいドラマです。
ただ、子育てにまったく興味がない人が見ても、ぜんぜん面白くないかもしれないので、そこは注意です。
*1:from the Let Down s01e01
