電動アシストで地球4周走った私が初めての子供乗せ自転車としてビッケモブddを選んだ理由(前編)

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注 前編は、子ども乗せ自転車購入までの歴史です。本編は後編なので、興味がない人は前編を飛ばして後編をお読みください。 

 

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初めての電動アシスト自転車ヤマハPASスマイル

私が初めて電動アシスト自転車を買ったのは、18年前のことでした。

ヤマハのパススマイルという自転車でした。

 

なぜ、パススマイルを選んだかというと、それまでの電動アシスト自転車だった違い、バッテリーが小さくデザインが普通の自転車のようだったからです。

 

それまでの電動アシスト自転車のバッテリーは、とっても大きくて野球のバット日本分ぐらいの大きさで、めちゃくちゃ重く、自転車に何かでかい変なものが付いているという見るからに不自然だったのです。

 

それが、パススマイルでは今のバッテリーの2倍ぐらいの大きさになり、座席の下にうまく収まって、ぱっと見普通の自転車で、しかも内装2段ととても実用的な乗り物になりました。

 

それでも、そもそも電動アシスト自転車というものを知らない人がほとんどで、友人知人からは変人扱い、街でもバッテリーに気づいた知らない人から「それは何ですか?」と声をかけられる、それくらい知名度が低いものでした。

 

この自転車を5年間で4万キロぐらい走って乗りつぶし(原付ではなく自転車の話ですよ!)、次に買ったのが今はなきサンヨーエナクル。

 

二台目はサンヨーエナクル 

これの完成度はすごかったです。バッテリーはニッケル水素になってとても小さくなり、前輪駆動でブレーキや下り坂での再生充電を備えていました。バッテリーがリチウムイオンでないところ以外は、今の電動アシストと同じ水準になっていました。

 

それに、前輪モーター、後輪人力の2WDや再生充電って昭和男子のあこがれですよね?夏休みの自由研究でブレーキや下り坂で再生充電する自転車の案を子どもの頃によく見ました。プリウスが始めて世の中に出たときも同じようなワクワクを感じた人も多かったはず。

 

また、ブレーキ充電、下り坂充電は、エネルギー効率だけでなく、エンジンブレーキのような効きの良さと乗り心地の良さを備えていました。長い下り坂でブレーキをキーキー言わせないでよかったのです。

 

ただし、前輪モーターのため前輪が重く、また前輪は衝撃を受けやすい部位なので、前輪がパンクしやすかったり、モーターが破損したりするというトラブルが結構あったようです。私も、この次の世代の同じサンヨーのエネループバイクでモーター破損の経験をしました。

 

ジテツウということばがない頃に往復35キロの自転車通勤を始め、スペアバッテリー4,5本消費しました。タイヤも何度も替えて5万キロぐらい乗って頑丈なフレームががたがたになるまで乗りました。

 

理想的な自転車エネループバイク(3台目・4台目)

そして、3台目がサンヨーエネループバイク!前記エナクルの後継機ですが、サンヨーの旗印エネループの名前を付けてきたところからもその意気込みは伝わります。バッテリーがリチウムイオンになり、ライトはLED、バックライトはブレーキ連動とほぼ完璧な自転車でした。デザインも今までのママチャリとは異なり、ピアノブラックみたいなおしゃれなカラーがそろっていました。

 

この自転車は本当に気に入って、おそらく5万キロぐらい乗って(ブリジストンの一番いいタイヤを4,5回は交換しました)、結婚した後、ヤフオクで探して妻にも買って、いろいろなところに行きました。これで4台です。

 

しかし、そのサンヨーは皆さんの知っての通り、分解されて家電部門は中国企業エネループ部門はパナソニックに買収され・・・。

 

(え、覚えていない?エネループはもともとパナソニックのブランドでしょだって?)

 

今でも後継機はパナソニックで扱っているようですが、残念ながら子ども乗せ自転車には引き継がれていないようです。

 

これが、私の電動アシスト自転車の約20年の歴史でした。おそらく年平均で8000kmから1万km、トータルで少なく見ても16万km以上走ったことになります。地球一周が4万kmなので、電動アシスト自転車で地球4周したことになりますね。

 

この長い前振りを最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。