- ビッケモブを選んだ理由その(1) 前輪モーターである
- ビッケモブを選んだ理由その(2) 前かごと前乗せシートを両方使える
- ビッケモブを選んだ理由その(4) 一回充電あたりの走行距離が長い
- ビッケモブを選んだ理由その(5) スタイリッシュなコーディネートを楽しめる
- ビッケモブを選んだ理由その(6) タイヤが最高
電動アシスト自転車歴約20年の私が初めての子供乗せ自転車としてビッケモブを選んだ理由(前編)では、ビッケモブを買う前までの私の電動アシスト自転車の遍歴を書きました。
この後編では、いよいよビッケモブ(bikke MOB)を選んだ理由を書きたいと思います。
ビッケモブを選んだ理由その(1) 前輪モーターである
前輪モーターであるということ。これはサンヨーエナクルのところでも書きましたが、足こぎとの二輪駆動で安定性がいい、ブレーキ性能がいい、回生ブレーキで充電ができる、子どもを前乗せしたときにも前輪の重心も下がるなどたくさんのメリットがあります。
子ども乗せ自転車で前輪モーターを採用したのは、ビッケシリーズのビッケグリ(bikke GRI)が最初で、それもつい昨年のことです。
昨年の時点ではビッケグリが第一候補でしたが、ついこの春にビッケモブも前輪モーターモデルに変わりました。ビッケグリでの評判が良かったのでしょう。さらに、ビッケグリと同じように前輪が大きいので、乗り心地もよくなっています。
この自転車には妻も乗るのですが、乗り降りが少ししにくいビッケグリは抵抗があったようです。女性も乗りやすいフレーム構造のビッケモブを選びました。また、見た目のデザイン的にもビッケグリよりもモブの方が私は好きです。
ビッケモブを選んだ理由その(2) 前かごと前乗せシートを両方使える
同じシリーズのビッケポーラー(bikke POLAR)も魅力的でしたが、前輪モーターでないという点と、前輪が後輪と同じように小さいという点で選択肢から外れました。また、ビッケモブやグリは前乗せシートをつけたときでも前かごを外さなくていいというメリットもありました。
その代わり、前乗せシートはオプションで別に購入する必要があります。また、子どもが一人の場合、後ろシートは外した方がいいでしょう。とはいえ、外すのは自転車屋さんでしてもらってもいいですし、ボルトを4本外すだけなので(これが子ども乗せ自転車として最初から設計されている強みです)、自分でやってもとても簡単でした。
ビッケモブを選んだ理由その(3) チャイルドシートが一体設計
前乗せシートは別売りとはいえ、自転車本体と一体設計なので、後ろ乗せシートと同じように簡単にがたつきなくぴったりとつき、しかもコンパクトです。また、前乗せシートが必要なくなって外せばスタイリッシュな見た目になるのもポイントが高いです。
後ろのシートも一体設計でコンパクトなため自転車置き場で邪魔になりません。
ビッケモブを選んだ理由その(4) 一回充電あたりの走行距離が長い
バッテリーが大容量で、なんと14.3Ahあります。ヤマハPASスマイルのもっと大きなバッテリーが5.0Ahだったことを考えると隔世の感があります。ビッケポーラーは12.0Ahなので、うちのように長距離サイクリングをする家庭ではスペアバッテリーがないとちょっと不安です。
ビッケモブも、パナソニックの同じクラスのギュットアニーズDXの16.0Ahに比べると少し少ないですが、回生ブレーキの効果で15%ぐらい走行距離が伸びることを考えると、ギュットアニーズDXよりも長距離を走れるでしょう。
ビッケモブを選んだ理由その(5) スタイリッシュなコーディネートを楽しめる
オプションでチャイルドシートのクッションの色、サドルカバーの色から子どものヘルメットまですべて同じデザイン・色でそろえることができる。せっかく10万円以上のものを買うのですから、長く愛着をもって乗りたいものです。普段あまりおしゃれとは言いがたい私でもウェブサイトで試せるコーディネートにははまってしまいました。もちろん、妻はとても気に入っています。
ビッケモブを選んだ理由その(6) タイヤが最高
ブリヂストン製である。サンヨーエナクルやエネループバイクのところでも書きましたが、私は電動アシスト自転車を何万キロも乗るため、年に1度はタイヤとチューブの交換をします。耐久性も考えてブリヂストンの一番高いタイヤを選んでいましたが、乗り心地が全然違うのですね。車やバイクに乗る人ならどれだけタイヤが重要かよく分かると思います。ビッケモブも本当に乗り心地がよくて、これはチャイルドシートに乗っている子どもにとっても重要なことでしょう。
乗ってみて分かった欠点
とまあ、理想的な子ども乗せ自転車のビッケモブですが、欠点が全くないわけではありません。
一つは、サンヨーエナクルのところでも書きましたが、前輪モーターの欠点である前輪の重さ。子どもも前乗せすると前輪に大きな重さがかかります。この重さは重心の低さにもつながるのでいい面でもありますが、大きな段差などは気をつける必要があるでしょう。また、サンヨーエナクルよりもずっと丈夫なタイヤになっているので、それほどは心配する必要はないかもしれません。
二つ目は、テールライトがついていない。オプションでも(エネループバイクとは違い)ブレーキと連動しないので、後続の自動車へのアピールはいまいちです。小さなことかもしれませんが、安全面にはいくら注意してもしすぎることはありません。でも、ブレーキ連動のテールライトがついている機種って、私の調べた限り子ども乗せ自転車ではないようです。
三つ目は、ビッケポーラーとの比較ですが、若干子どもを前乗せシートに乗せるのが面倒。ビッケポーラーは、スマートシートといってベルトをとめたり調整したりするのが楽なようです。ただ、ビッケモブも子どもを乗せたりしめるのが大変というわけではないのでこの点については慣れるしかないと思っています。
まとめ
以上、前輪モーター・大きな前輪で乗り心地がよく、前乗せでもかごがつかえ、一体設計で自転車置き場でも邪魔にならないチャイルドシート、一回充電あたりの走行距離が長く、スタイリッシュなデザインで、ブリヂストンのタイヤを装着したビッケモブは、最高の子ども乗せ電動アシスト自転車でした。
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追記 半年たったので、試乗レビューではわからない実際に乗った感想を記事にしました。
*1:写真は前乗せシートをつけて後ろのチャイルドシートを外したビッケモブ