海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現、エピソード15です。現代の"Scarlett Fever"は「猩紅熱」という意味です。被害者スカーレットの名前と重ねられています。
シャーロック・ホームズの最初のエピソード『緋色の研究』でも使われているので、ミステリー関係でもおなじみの言葉ですね。
今回はお金持ちの美人マダムが集まる婦人会が舞台です。被害者の婦人会会長のバスルームから発見された"We're even(おあいこ)"のメッセージ。
このメッセージが書かれた口紅の色の名前が"Tongue in Cheek"なんですね。"Tongue in Cheek"とは、舌を内側から自分のほっぺたに押し当てるいたずらっぽいしぐさのことですね。
もともとは「皮肉」という意味ですが、今では単に「冗談」の意味で使われることが多いようです。
リスボンも言うようになかなか可愛い名前ですが、犯人がなぜこの口紅を使ったかを考えるとなかなか意味深ですね。
*1:from the Mentalist s01e16