「シェアするのはいいこと」海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e12「レッド・ラム~殺人」 Red Rum

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海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現、エピソード12です。

 

今回の事件は、骨組みはとても単純なのですが、そこの黒魔術が関わってくることによって、メンタリストらしいおもしろいエピソードになっています。

 

今回はリズボンがジェーンに使った気のきいた表現を取り上げたいと思います。

*1:from the Mentalist s01e12

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"He is ma..."海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e11「レッド・ジョンの友人」Red John's Friends

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海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現、今回はシーズン1エピソード11「レッド・ジョンの友人」です。

 

「レッド・ジョンの友人」という日本語訳だと、このエピソードに出てくる誰か一人をさしているように思ってしまいますが、原題はRed John's friendsで複数形なのですね。レッド・ジョンにたくさんの仲間がいるような感じがして、迫力が全然違ってきますね。

 

ちなみに、単数の「レッド・ジョンの友人」と英語でいうときに、a friend of Red John's という言い方もありますが、こちらは、もともとはone of Red John's friendsと同じ意味です。レッドジョンにたくさん友人がいるうちの一人という意味でしたが、今では、違いは失われています。

 

*1:from the Mentalist S01E11

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「レットダウン: ママはつらいよ」は子育て中の人、これから子どもを持つ人に超おすすめ

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ドラマ「メンタリスト」を全シーズン(151エピソード)見終わって、その後、なかなかいいドラマが見当たりません。

 

条件としては

  1. 明るい気持ちになる ×ウォーキングデッドやハンニバル
  2. コメディでもちょっと深いもの ×ビッグバンセオリーやフラーハウス
  3. 映像がきれいなもの ×フレンズ △ER
  4. 基本は一話完結 ×24

 

実は、モダンファミリーはこの条件に完全に当てはまっていて、大好きなのですが現在Huluで見られるものはすべて見てしまいました。

 

ディズニーがFOXを買収した影響で、ネット配信では見るのが難しくなっているようです。唯一スカパーで6月からシーズン9が放送されるのですが、録画していないと見たいときに見られないし、シーズン5や6は見られません。

 

こんな感じで最近は、軽いメンタリスト・ロスの状態に陥っていたのですが、昨日ネットフリックスを徘徊していたら面白そうなものを見つけました。

*1:from the Let Down s01e01

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「正義と報復の違いは?」海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e09「真っ赤な炎」Flame Red

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海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現、今回はシーズン1エピソード9「真っ赤な炎」Flame Redです。

 

今回は犯人自体はとても目立っているのですが、動機がとても込みいっていて興味深いエピソードでした。

 

*1:from the Mentalist S01E09

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「あなたが言っていたのは皮肉でしょ」海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e08「赤信号」Thin Red Line

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今回はメンタリスト、シーズン1エピソード8です。今回は被害者の一人が麻薬取引に関する証人だったということで、デーヴィス市警の警部二人が捜査に加わることになります。

 

権力嫌いのジェーンの言動が今回もとてもおもしろいんです。

*1:from the mentalist S01E08

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"She wasn't scared, not even for a second."海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e07「朱をそそぐ」Seeing Red(4)

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メンタリストシーズン1エピソード7について連続して書いていますが、今回でエピソードは完結します。ジェーンとクリスティーナの対決の結果が気になりますね!

 

*1:from the Mentalist s01e07

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"And it's the good ones that are the most dangerous."海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e07「朱をそそぐ」Seeing Red(3)

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さて、メンタリストの中でも大のお気に入りのシーズン1エピソード7の3回目です。クリスティーナのオフィスを訪れても、ただの鏡をマジックミラーだと言ったり、珍しく外しまくりのジェーンです。

 

これは、シーズン最後までの軽いネタバレになりますが、ジェーンがこんなに間違えるってとっても珍しいんですよ。それだけ、クリスティーナさんの能力の高さがうかがえます。

 

とにかく、クリスティーナから得られた情報によって、捜査班は郊外の貯水池に沈んでいる車を見つけます。

 

いわゆる犯人しか知り得ない凶器の隠し場所を話したことによって、ジェーンはクリスティーナこそ逮捕されるべきだと言います。

 

そういうジェーンにリズボンは答えます

Come on.She simply did what you do so well.

ちょっと待って、彼女はあなたがいつもうまくやってるのと同じことをやっただけよ

With an air of confidence, she made an educated guess.

自信に満ちた態度で、知的な推理を行ったのよ

 

an air of confidenceのairは態度や雰囲気という意味です。これには、ジェーンも認めざるを得ません。さらにリズボンは続けます。

 

And that's what you object to, isn't it?

あなたが気に入らないのはこれでしょ?

Not that she's a con artist, but that she's so good at it.

彼女が詐欺師ではなく、知的な推理がとてもうまいということ
-Maybe even better than you.
たぶん、あなたよりも上かもね。

 

ジェーンは否定しようとしますが、認めます。

Not better than me mind you, but she is good.

僕よりは上じゃないけど、うまいことは確かだね。

And it's the good ones that are the most dangerous.

でも、うまいやつらが最も危険なんだ。

 

あくまでもクリスティーナを疑うジェーンでした。

エピソード7はまだ続きます。

 

 

*1:From the Mentalist S1E7

赤ちゃんが生まれたらGoogleホームやAmazonEchoを買うべき5つの理由 出産祝いにも最適


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Googleホームがうちにやってきたのは、うちの赤ん坊が5ヶ月の時でした。

 

今回は、このGoogleホームをはじめとするスマートスピーカーが赤ちゃんのいる家庭にはとても便利だと言うことをお話したいと思います。

 

  • その1、手を使わずにラジオや音楽の選曲ができる
  • その2、もちろん手を使わずに照明やエアコンの調節ができる
  •  
  • その3、あかちゃんの好きな音を聞かせることができる
  • その4、タイマーやスケジュール、買い物リストが便利
  • その5、スマートスピーカーそのものが子どもを泣きやませる
  • まとめ

 

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"One look in your eyes would tell me that. "海外ドラマメンタリストのセリフで学ぶ英語表現s01e07「朱をそそぐ」Seeing Red(2)

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前回に続いて、メンタリストエピソード7Seeing Redです。言われたとおり、翌日クリスティーナがCBIのオフィスにやってきます。ジェーンは霊能者のふりをした詐欺師だと考え、彼女のうそを暴く気満々です。

 

それでは、ジェーン自身がどういう人か話してほしい、1時間500ドルも話せないけどね、と挑発するジェーンに対して、クリスティーナは無料でいいと話し始めます。

 

I think you act assured and arrogant

私が思うのは、あなたの振る舞いは自信家で傲慢ね

but inside you are troubled with deep guilt and self-Ioathing.

でも内面ではあなたは深い罪と自己嫌悪に悩まされているわ
A recent trauma in your past, perhaps

あなたの人生で最近受けたトラウマのようね

But you're more than a little unstable.

でも不安定どころじゃないわね。

 

と見事にジェーンの内面を言い当て、リズボンに言います。
You have your work cut out for you.

あなたも大変な仕事を抱えているわね

 

cut out forはもともと「おあつらえ向き」「ぴったり」という意味で使われますが、work cut out for youで「難しい仕事」「大変な仕事」という意味になります。

 

そこにヴァンペルトがレフリーのように

You are good.

あたってる

と口を差し挟みます。クリスティーナまずは1ポイント獲得ですね。

 

そこでジェーンは「(自分の事件は有名だから)そんなことインターネットで調べれば分かる」といいます。

 

それに対して、クリスティーナは

One look in your eyes would tell me that.

あなたの目を一目見ればそんなこと分かるわ
And what makes you think I would spend any time researching you on the Internet?

それに、なんで私があなたのことをインターネットで調べれたのに時間を使うと思うの

A little self-involved maybe? May I go?

少し自意識過剰のようね(リズボンに向かって)もう行ってもいいかしら?

 

One look in your eyes would tell me thatはとても英語らしい表現です。この「~would・・・」は条件法で「~すれば・・・するわ」という意味になります*2

 

自意識過剰とまで言われてもジェーンはいつものように強烈な返しができません。第一ラウンドは2-0でクリスティーナの勝利だったようです。

 

*1:From the Mentalist S1E7

*2:本の学校英語では、接続法と一緒に仮定法とひとくくりにされて教えられていますが、実はこの二つは全然違うものです。これについては、別の機会に書きたいと思います。

"You can call ghostbusters. Or we can take this lady downtown."海外ドラマメンタリストで学ぶ英語表現s01e07「朱をそそぐ」Seeing Red

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さて、今回はドラマメンタリストエピソード7です。このSeeing Redエピソードはメンタリストの中でも私が一番好きなエピソードのうちのひとつですし、このエピソードに出てくるクリスティーナは一番好きなキャラクターです。

 

ということで、何回かに渡って取り上げたいと思います。

 

 

被害者ローズマリーのカウンセラー、クリスティーナは霊能力者を名乗ります。かつてインチキ霊能力者で、心を入れ替えたジェーンにとってはもっとも嫌いなタイプの人間です。

 

日本語のタイトル「朱をそそぐ」というのは、とても漠然としていますが、原タイトルのSeeing Redには「いらつく」あるいは「何かを見て怒りを感じる」という意味があります。闘牛が赤いものを見て興奮するところから来ているそうです。


そういうことが分かると冒頭のシーンの次の会話にとても深い意味があることも分かります。

 

リズボンと話すクリスティーナを鼻で笑うジェーンに対してクリスティーナは言います。

- Where's all this anger I feel coming from? 

いったい私が感じるこの怒りはどこからやってきているの?

 

ジェーンは、それはあなたが投影しているだけだと答えますが、明らかにジェーンはこの女性に対していらだちを感じています。 

 

ジェーンはクリスティーナの前でリズボンにこう話していました。

 

Uh by her own admission,

それでは、本人の認めるところによると、

she's either, uh a channel for the energy of the departed souls

彼女は、肉体から離れた魂のエネルギーの交信装置(チャネル)になっているか

or she's involved in this murder.

もしくは殺人に関わっている。

 

 

さらにジェーンはリズボンにこう続けます。

You can call ghostbusters.

あなたにできるのは、ゴーストバスターズを呼ぶか
Or we can take this lady downtown.

この女性を署まで連れて行くかだ。

 

とても挑発的なセリフですね。これまでの登場人物だったら、ジェーンを殴り倒していたでしょう(笑)。しかし、冷静に理路整然と反論するクリスティーナを見て、今回はジェーンの一方的な勝利に終わらないのではないかと予感する視聴者も多いでしょう。

*1:From the Mentalist S1E7

"But here in Nevada, it's okay to gamble on body parts"海外ドラマメンタリストでまなぶ英語表現s01e06Red Handed冷血

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海外ドラマメンタリストで学ぶ英語表現、今回はシーズン1のエピソード4、Red Handed(冷血)からです。

 

エピソードタイトルのRed handed ですが、これは血のついた手という意味で、現行犯などという意味で使われます。日本語タイトルの冷血は少しニュアンスが違いますね。オリジナルタイトルに必ず入っている「red(赤)」という言葉も入っていませんし。

 

どうせ赤という言葉も入れないなら、「血塗られた手」ぐらいがオリジナルのニュアンスも入ってますし、冒頭の道路に落ちている手にもふさわしいのではないでしょうか。

 

名詞に-edをつけて形容詞を作る表現には、このシーンにも登場するleft-handedやright-handedなどもありますね。

*1:From the Mentalist S1E6

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"Asking people to guess whodunit?(誰がやったかみなに聞いて回るのか?)"海外ドラマメンタリストでまなぶ英語表現s01e05Redwood アカスギの森

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海外ドラマメンタリストでまなぶ英語表現。今回はエピソード5です。

 

友達同士の二人のうちカーラが死体で発見され、もう一人のニコルは行方不明。ニコルの捜索が始まりますが、ジェーンが保安官にいきなり聞きます。

 

Tell me, of the men on this search party,

教えてください、この捜索隊の中で

which one would you guess is a violent sexual predator?

どの人が暴力的で性に飢えた人はどの人でしょう?

 

保安官はびっくりしますが、なおも質問を続けるジェーンに保安官はあきれて聞き返します。

This is your method? Asking people to guess whodunit?

これがあなたたちのやり方ですか?人々に誰がやったか推理させるのですか?

 

ここで、少し変わったつづりの単語whodunitが出てきます。綴りとしては代わっていますが、発音すると"Who had done it?(誰がやったか)"になりますね。誰が犯人かを当てさせる古典的な推理小説のことをこう呼びます。

 

記憶を失ったニコルが発見され、捜査の焦点は文字通り「誰がやったか」に移っていくのでした。

*1:From the Mentalist S1E5

"From you, I buy cookies(あんたからはね、クッキーは買うわ)"ドラマメンタリストでまなぶ英語表現s01e04

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気のきいた英語表現がたくさん出てくるメンタリスト。今回はエピソード4からです。

 

(以下ネタバレあり)

取調室では、リズボンとヴァンペルトが殺された資産家の船に乗っていたアドリアーナという若いラテン系の女性の聴取をしています。ヴァンペルトがアドリアーナに言います。


Adrianna, we can charge you right now

アドリアーナ、あなたを今すぐにでもことができるの

with burglary, vandalism, assault with a deadly weapon.

強盗と器物破壊、武器を用いた襲撃の罪でね

That's 10 to 15 right there.

10年か15年入ることになるわ

Wouldn't you rather talk to us about your situation?

それより、何が起きたか話そうとは思わない?

 

"Wouldn't you rather"ってちょっと代わった表現ですよね。"would rather~(than・・・)"の形がもとで「(・・・よりも)~したい」という意味です。それが否定疑問文になっているのですね。

 

それに対してアドリアーナは答えます。
From you, I buy cookies. I don't talk about situation.

あんたからはね。クッキーは買っても、話さないわ。

 

いきなりクッキーの話が出てきます。アメリカではガールスカウトがクッキーを売って活動費を調達するという伝統があります。アドリアーナはヴァンペルトを子ども扱いしてるんですね。

 

このことを知らなくても、何となく比喩ということは想像できるかもしれませんが、速い流れの中で言われるときっと何のことか全然分かりませんね。

 

実はこの話の冒頭でも、現場に行こうとするヴァンペルトに対してリズボンがオフィスワークを命じる場面があります。若い女性であるヴァンペルトをあまり信頼していません。

 

ドラマは、のちにヴァンペルトの意外な側面を見せてくれますが、そこへの伏線にもなっているのですね。

"Who's got shotgun? (誰が助手席に乗る?)"ドラマメンタリストでまなぶ英語表現s01e03Red Tide赤潮

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メンタリストでまなぶ英語表現、今回はエピソード3の冒頭です。

 

これまで、超美人だけどジェーンに対してすごく冷たい感じだったグレース(ヴァンペルト)が、とてもすてきな笑顔を見せてくれます。

 

(以下ネタバレあり?)

 

Forward, backward, left, right.

前,、後、左、右

 

ジェーンがグレースの手を取ってダンスをしているような動作をしています。ジェーンがグレースの心を読んで、隠した車のキーを見つけたら、車を運転させてもらえるという遊びをしてたのでした。

 

 How is that science? He watched you hide the keys

それのどこが科学だって? 君が鍵を隠すのを見てたんだろ。

 

疑り深いチョーに対してジェーンは答えます。

 

From the men's room? That would be a trick.

男子トイレから?だとしたら大したトリックだね。

 

見事ジェーンがキーを見つけます。感心と苦笑がまじった悔しそうな同僚たちに向かってジェーンが言います。

 

Who's got shotgun?

誰が助手席に乗る?

 

ここで言う"'has got shotgun"とは助手席に乗るという意味です。西部開拓時代には、助手席に座っていた人がショットガンを抱えていたことから来たそうです。

 

こういう表現をナチュラルに使えたらかっこいいですね。

*1:From the Mentalist S1E3